成長期は身長や体格を大きくするチャンス!

成長期は身長や体格を大きくするチャンス!

成長期は身長や体格を大きくするチャンス!

「うちの子は身長が低いんですけど、どうしたら高くなりますか」小学生くらいのお子さんを持つ保護者から聞かれることの中で、最も多い質問のひとつです。身長は遺伝もありますが、成長期にしっかりと食事面、生活面から身体づくりを心がけることが大切です。

たんぱく質を意識して毎食主菜を2品揃えよう

子どもの時期は身体の基礎をつくる大事な時期です。特に筋肉や骨格が成長する小学校高学年から中学生くらいまでは身体をつくる材料となるたんぱく質を必要量とることが大切です。
では、たんぱく質の多い食品や料理といったらどんなものがあるのでしょうか?
たんぱく質を多く含む食品の代表選手は、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品です。料理で言えば、これらの材料で作られたメインのおかずである主菜を指します。日頃からスポーツをしている子どもは、この主菜を十分に補えるよう毎食2品とるよう意識するといいでしょう。主菜を2品揃えることが難しい場合には、調理せずに食べられるものや小分けで売られている食品を常備し、主菜1品に、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品、もしくは納豆、豆腐、厚揚げなどの大豆製品をプラスするのもひとつです。

また、夏休みや週末など、家でお昼を食べる場合にはパスタや焼きそばなど麺類が多くなりがちです。そんな場合にも、ソーセージやベーコン、ツナなどを利用して、たんぱく質源がしっかり入った具だくさんの麺料理にしてください。もちろんヨーグルトをプラスするのもおすすめです。忙しい時は、ざるそばやざるうどん、そうめんに、からあげや肉の入ったコロッケ、あじフライなど、たんぱく質を含む食材が入った市販の惣菜をプラスするだけでもOKです。
朝食の場合には、トーストにハムチーズをのせて牛乳をプラスする、卵焼きにはしらすやツナを加えるなど、たんぱく質を含む食材を2つ以上プラスすることを意識してみてください。

エネルギー源となる主食をしっかりとれるよう調理や味つけにも工夫を

主菜をたくさん食べると、それでお腹がいっぱいになってしまい、主食の量がかえって減ってしまうというお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
主食の量が減るとエネルギー不足になるほか、せっかくとったたんぱく質がエネルギー源として使われてしまうことにもなりかねません。たんぱく質が本来の目的である身体づくりにちゃんと使われるためにも、主食をしっかりとるよう心がけましょう。そのためには、ごはんが進むような主菜や副菜を用意すること。例えば、子どもが好きな味つけの料理を1品は入れる、主菜はしっかりとした味付けにするなどの工夫もおすすめです。夏は酸味や香味、スパイスなどをとり入れることで、ごはんが進みやすくなります。

自己調整能力を備えた子どもに育てよう

子どもの成長を応援するためにぜひとも実践していただきたいのが、乳製品や納豆などを冷蔵庫に常備しておくことです。食事もトレーニングの一つ。小学校高学年くらいからは、自らが自己調整能力を身に付けていくことが理想です。朝食で主菜の量が少し足りなかったかなと思えば、自分で冷蔵庫を開けてヨーグルトを食べる、補食にチーズを食べるといったことが自然にできるようになるといいですね。

身長を伸ばしたり、体格を大きくしたりするためには、食事は必要不可欠です。しかし、成長期に最も大切なことは、「運動・食事・休養(睡眠)」という3つのサイクルをしっかり回していくこと。身体づくりのために運動は欠かせません。また、運動後、ちゃんと食事をすることで、消耗したエネルギーや栄養素を補うとともに、その後、しっかり睡眠をとることで成長ホルモンが分泌されます。
子どもにとって夏休みは生活習慣が乱れがちな時期でもあります。この夏休みを1つのきっかけとして、保護者の皆さんからお子さんに「運動・食事・休養(睡眠)」の重要性についてぜひ積極的に声がけしてみてください。身体づくりの基本を理解し習慣化していくことは、子どもが大人になった後も生涯を通して役立つはずです。